今回は、奈良県桜井市にあるterra.co.ya(てらこや) 桜井ベースで
行われているこども食堂のボランティア活動について紹介します。
活動の様子をまとめたのでご覧になって下さい。
Contents
1. ボランティア情報
1) こども食堂
①自身が活動したきっかけ
・子ども食堂の運営に興味があるから
(各地の食堂の様子を見たいから)
・地域の活動に貢献したいから
・多くの方々に会って楽しい時間を過ごしたいから
・人として成長したいから
☆主催者の方が自身のInstagramに興味を持って頂き、
熱いメッセージを送って頂いたから
②開催頻度
☆毎月1回程度/日曜日
・ボランティア活動: 9:00~14:30
・食堂の開店: 11:00~14:00
③参加方法
〇事前申込: 必要
(単発/1回のみは主催者の方に連絡をお願いします)
☆ご都合の良い時間で参加できます。
・途中参加・退出は可能
・主催者・会場であるterra.co.ya(てらこや) 桜井ベースの
LINEからお願いします。
④持ち物
・エプロン
・三角巾
・タオル
⑤車・自転車でお越しの方
・駐車場: ×なし
(車でお越しの方はお近くのパーキングに駐車してからお越し下さい)
・駐輪場: 〇あり(無料)
☆公共交通機関をご利用されても便利です。
⑥ボランティア参加者
・社会人
(会社員、福祉関係の職員、飲食店のオーナー、起業家など)
・大学生、高校生、中学生、小学生
・高齢者
2. ボランティア内容
★約20~30名分程度を用意(事前に申込があった分+α)
(献立は運営スタッフの方々が決められます)
1) 買い出し
★運営スタッフの方々が食材、飲み物、日用品などを購入されます。
(近所の業務用スーパーなど)
☆地域の団体・個人の方から支援した頂いた食材を使用されます。
(米、野菜、乾物類など)
2) 調理
・材料の仕込み(洗う、切る、炒める、煮る、揚げる、入れる)
・米(洗う、炊飯器で炊く)
①材料を切る(包丁とまな板を使用)
・材料を大量に切っていくので大変でしたが、仲間と行えばはかどります。
・材料の切り方については、ベテランスタッフの方々に聞くと
丁寧に指導して頂けます。
②大鍋で材料を炒めて煮る
・材料を大量に炒めるので力は必要なので、交代で行われています。
・材料を煮る時間がかかるので、その間は火加減には注意されています。
③炊飯器でご飯を炊く(3台)
・お米を研いで炊飯器に入れて炊いていきます。
(食事中にごはんが足りないときは追加で炊いて頂けます)
④大鍋でカレーを煮て完成
・カレーは焦げ付きやすいので常にかき混ぜる必要があり、大しゃもじで
かき混ぜるときには力がいるので交代で行われています。
・カレーが出来上がったときは感無量です。
★全体的に衛生面では細心の注意を払うこと
・調理する前には手洗いをしっかりとすること
(食中毒を防ぐため)
・作業衣(エプロン、三角巾、タオルなど)を身につけること
(異物混入を防ぐため)
・体調が優れないときは活動を中止すること
(感染を防ぐため)
(A) 調理中の交流
・ボランティアの参加者と主催者が調理の休憩中に話をして
交流しています。(雑談、SNSの交換など)
3) 会場準備
★運営スタッフの方々が会場のテーブル、装飾などは準備されます。
(レイアウトは手作り感を出して設定されます)
・参加者の方が食事をしやすいように、机・椅子を用意されます。
4) 受付
★運営スタッフの方々が対応されています。
・参加者の方が来店されたら、名前と参加人数を聞いて記録されています。
(事前に申込のあった方々をチェックされます)
・子どもは無料、大人は有料になるので会計をされています。
・食堂の説明や場所を案内されています。
5) 配膳
・参加者の方が席に座られたら、食事・飲み物・スプーンを提供します。
・食事を運ぶだけでなく、参加者の方をおもてなしします。
・参加者の方が何か要望されたら、スタッフが対応します。
(飲み物の追加、スプーン・箸の追加・変更、拭くものなど)
・参加者の方がおかわりを希望されたら、準備して配膳させて頂きます。
7) 片付け
★洗い物はterra.co.ya(てらこや) 桜井ベースの台所で行います。
・店内で召し上がった方でごみは指定の場所に捨てておきます。
・使用後の鍋は合間に洗って拭いておきます。
8) スタッフミーティング
★チームワークを深めたり、今後の運営を話しあったりします。
・ひとりずつ発表して頂きます。
①前半(食堂開店前)
・自己紹介
・食堂スタッフとしての意気込み
・SNSの交換
②後半(食堂開店後)
・スタッフとしての感動と食事の味の感想
・食堂スタッフとして成果と反省
2. 食堂内容
☆回によって、メニューが異なります。
1) メニュー
★スタッフの方々が心を込めて調理され、温かい食事が提供されています。
①カレーライス&緑茶
②流しそうめん&緑茶
(そうめんは桜井市の名産品)
2) 展示コーナー
☆回によって、展示物は異なります。
・くつ下ボックス: 子どもたちが準備してくれました
・植物ブーケ
・マグネット
・ギター
3. 会場/主催者
1) terra.co.ya(てらこや) 桜井ベース
☆紹介
・移動文化基地&コミュニティスペース
・活動拠点:奈良県桜井市
①1階・共有スペース
・テーブルがあり、飲食・会話を楽しめます。
・イベント会場としても使用されます。
・レンタルスペースとして利用できます。
(利用されたい方は、事前に予約をお願いします)
▽Webサイト: terra.co.ya
□Facebook: Terra.coya.camera
◇Instagram: terra.co.ya 桜井ベース
◇Instagram: terra.co.ya
(A) アクセス
〒633-0091
奈良県桜井市桜井167-4
◇最寄り駅
・近鉄 大阪線 桜井駅 改札口(徒歩:約2分)
「安倍文殊院の最寄り駅」
・JR 桜井駅 改札口(徒歩: 約2分)
「安倍文殊院の最寄り駅」
5. 学んだこと
1) スタッフとしてのやりがい
・食堂の合間にスタッフミーティングを開いて頂けるので、
自分の思いを発表できる
・スタッフミーティングを行うことでチームとして一体感が増している
★こども食堂の運営に関われることで、スタッフとしてやりがいを感じられる
2) 調理の楽しさ
・仲間と調理ができるので楽しんでいる。
・食事のレパートリーが豊富なので、調理への意欲が高っている。
(様々な料理にチャレンジしたいと思える)
・自分の包丁さばきを仲間に褒めてもらえたので、調理が好きになっている。
3) 熱心な思い
・奈良県桜井市を盛り上げようとイベントを開催されている
(桜井市らしさを活かしている/流しそうめん)
4) ボランティアへのもてなし方
☆主催者の方が自身のInstagramの記事に興味を持って、熱いメッセージを
送って頂けたこと
・主催者の方がボランティアの方に気配りをして頂いている。
・特に調理時には楽しい雰囲気を作って頂いている。
・食堂開催の前後にはスタッフミーティングを開いて、
チームの一体感を増して頂いている。
↓
★ボランティア参加者の方々は主催者の方を慕って活動されている。
6. まとめ
以前、主催者の方が自身のInstagramに興味を持って、熱いメッセージを
送って頂けて感激しました。その思いが今回のこども食堂のボランティア活動に
参加へのきっかけでした。特に、食堂の前後にはスタッフミーティングを
開いて頂き、自分の思いをみんなに言えるので、スタッフとしてのやりがいを
感じました。また、調理をさせて頂きたときはボランティア仲間と一緒に
楽しめました。何といっても主催者の方がボランティアスタッフへも
もてなして頂き感動しました。
また、会場には参加者の方々に来て頂き、自分たちが準備した料理を
持って帰ったり、店内で召し上がったりして頂き、満足されていました。
こども食堂のボランティア活動を通して、地域貢献と食堂開催の
ありがたみを感じて、色々と勉強させて頂きました。
今後も食堂の活性化を願い、会場・主催者である
terra.co.ya(てらこや) 桜井ベースの発展をお祈り申し上げます。