今回は、奈良県香芝市にある庭カフェぼちぼっちで行われている
こども食堂のボランティア活動について紹介します。活動の様子を
まとめたのでご覧になって下さい。
Contents
1. ボランティア情報
1) こども食堂
①自身が活動したきっかけ
・子ども食堂の運営に興味があるから
(各地の食堂の様子を見たいから)
・地域の活動に貢献したいから
・カフェ店が行っているこども食堂に興味があったから
・多くの方々に会って楽しい時間を過ごしたいから
・人として成長したいから
②開催頻度
☆毎月1回程度/第1日曜日
・ボランティア活動: 9:00~14:00
・食堂の開店: 11:00~13:00
★準備はこども食堂の開催前日の15:00から行われています。
可能な方は前日からボランティア活動に参加してみて下さい。
③参加方法
×事前申込: 不要
(初回参加のときは主催者に問い合わせ下さい)
☆ご都合の良い時間で参加できます。
・1回だけ、継続でも可能
・途中参加・退出は可能
④持ち物
・エプロン
・三角巾
・タオル
⑤車・自転車でお越しの方
・駐車場: 要相談
(お店に確認してから近くの駐車場を利用して下さい)
・駐輪場: 〇あり(無料)
☆公共交通機関をご利用されても便利です。
⑥ボランティア参加者
・社会人
(会社員、福祉関係の職員、飲食店のオーナー、起業家など)
・大学生、高校生、中学生、小学生
・高齢者
2. ボランティア内容
★約150名分程度を用意
(献立は運営スタッフとボランティアのみんなで決めていきます)
1) 買い出し
★運営スタッフの方々が食材、飲み物、日用品などを購入されます。
(近所の業務用スーパーなど)
☆地域の団体・個人の方から支援した頂いた食材を使用されます。
(米、野菜、乾物類など)
2) 調理
★仕込み、お菓子の準備などは前日に行われます。
・材料の仕込み(洗う、切る、炒める、煮る、揚げる、入れる)
・米(洗う、炊飯器で炊く)
①材料を切る(包丁とまな板を使用)
・材料を大量に切っていくので大変でしたが、仲間と行えばはかどります。
・材料の切り方については、ベテランスタッフの方々に聞くと
丁寧に指導して頂けます。
②大鍋で材料を炒めて煮る
・材料を大量に炒めるので力は必要なので、交代で行われています。
・材料を煮る時間がかかるので、その間は火加減には注意されています。
③炊飯器でご飯を炊く(1台)
・お米を研いで炊飯器に入れて、1台で何度か炊いていきます。
(食事中にごはんが足りないときは追加で炊いて頂けます)
★全体的に衛生面では細心の注意を払うこと
・調理する前には手洗いをしっかりとすること
(食中毒を防ぐため)
・作業衣(エプロン、三角巾、タオルなど)を身につけること
(異物混入を防ぐため)
・体調が優れないときは活動を中止すること
(感染を防ぐため)
(A) 調理中の交流
・ボランティアの参加者と主催者が調理の休憩中に話をして
交流しています。(雑談、SNSの交換など)
★主催者の方から、飲み物(ペットボトルの飲料水、コーヒー)
お菓子を用意して頂き、ボランティアに対してももてなして頂きました。
一緒に活動できて感無量でした。
3) 会場準備
・天気の良い日は、庭のテーブルに遊び道具、雑貨などを準備します。
・参加者の方が食事をしやすいように、机・椅子を用意されます。
(室内、庭)
4) 盛り付け
・弁当型の容器に入れるので、ごはん・おかず・デザートを盛り付けます。
・子ども用と大人用に2種類を用意します。
5) 受付
★運営スタッフの方々が対応されています。
・参加者の方が来店されたら、名前と参加人数を聞いて記録されています。
・子どもは無料、大人は有料になるので会計をされています。
・食堂の説明や場所を案内されています。
6) 配布
・参加者の方が配布場所に来られたら、用意した弁当を渡します。
・飲み物は店内で召し上がる方のみにスタッフが用意します。
・食事を渡すだけではなく、参加者の方をおもてなしします。
・参加者の方が何か要望されたら、スタッフが対応します。
(案内、食器類、拭くものなど)
7) 片付け
★洗い物は庭カフェぼちぼっちの台所で行います。
・店内で召し上がった方でごみは指定の場所に捨てておきます。
・使用後の鍋は合間に洗って拭いておきます。
8) スタッフミーティング
★チームワークを深めたり、今後の運営を話しあったりします。
・ひとりずつ発表して頂きます
①前半(食堂開店前)
・自己紹介
・食堂スタッフとしての意気込み
・SNSの交換
②後半(食堂開店後)
・スタッフとしての感動と食事の味の感想
・次回以降のメニュー決め
・食堂スタッフとして成果と反省
2. 食堂内容
☆回によって、メニューが異なります。
1) メニュー
★スタッフの方々が心を込めて調理され、温かい食事が提供されています。
①メイン(肉 or 魚料理) + サブ(副菜)+ デザート(あるときとない時がある)
2) 遊びコーナー
☆回によって、遊び道具は異なります。
・おもちゃ、スポーツ用具、絵本などが用意されていて外遊びを楽しめます。
(雨の日は室内で楽しめます)
3) 雑貨コーナー
☆回によって、品物は異なります。
・興味のある品物は持って帰って使用できます。
4. 会場/主催者
1) 庭カフェぼちぼっち
☆紹介
・庭が魅力の喫茶店&コミュニティスペース
・店舗場所: 奈良県香芝市
①1階・テーブル席
・参加者が食事をされる場所です。
・テーブルと椅子があり、食事・会話を楽しめます。
(食事終了後は、会話を楽しめます)
②庭
・庭の景色を楽しみながら食事・会話を楽しめます。
(テーブルと椅子もあり)
・天気の良い日は気持ち良く過ごせます。
(A) アクセス
〒639-0232
奈良県香芝市下田東1丁目460-4
◇最寄り駅
・近鉄 大阪線 下田駅 改札口(徒歩: 約8分)
「ふたかみ文化センターの最寄り駅」
・JR 香芝駅 改札口(徒歩: 約5分)
「GoodJobセンター香芝の最寄り駅」
6. 学んだこと
1) スタッフとしてのやりがい
・食堂の合間にスタッフミーティングを開いて頂けるので、
自分の思いを発表できる
・料理に手間のかからないものを提案すると、採用されやすい
(×揚げ物、お好み焼き、たこ焼きなど)
・スタッフミーティングを行うことでチームとして一体感が増している
★こども食堂の運営に関われることで、スタッフとしてやりがいを感じられる
2) 調理の楽しさ
・仲間と調理ができるので楽しんでいる。
・食事のレパートリーが豊富なので、調理への意欲が高っている。
(様々な料理にチャレンジしたいと思える)
・自分の包丁さばきを仲間に褒めてもらえたので、調理が好きになっている。
3) 熱心な思い
・長期間にわたり、定期的(月1回程度)にこども食堂の開催を活動されている。
・心を込めて調理されている。
・多くの参加者の方に食事を召し上がって頂くため、たくさん用意されている
(毎回150名分)
4) ボランティアへのもてなし方
・主催者の方がボランティアの方に気配りをして頂いている。
(飲料水・お菓子の差し入れ、休憩の促しなど)
・特に調理時には楽しい雰囲気を作って頂いている。
・食堂開催の前後にはスタッフミーティングを開いて、
チームの一体感を増して頂いている。
↓
★ボランティア参加者の方々は主催者の方を慕って活動されている。
7. まとめ
以前からこども食堂に興味があり、各地の様子も体験したいので
今回は、こども食堂のボランティア活動に参加しました。
特に、食堂の前後にはスタッフミーティングを開いて頂き、自分の思いを
みんなに言えるので、スタッフとしてのやりがいを感じました。
また、調理をさせて頂きたときはボランティア仲間と一緒に楽しめました。
何といっても主催者の方がボランティアスタッフへももてなして頂き感動しました。
また、会場には多くの参加者の方々に来て頂き、自分たちが準備した料理を
持って帰ったり、店内で召し上がったりして頂き、満足されていました。
こども食堂のボランティア活動を通して、地域貢献と食堂開催の
ありがたみを感じて、色々と勉強させて頂きました。
今後も食堂の活性化を願い、会場・主催者である庭カフェぼちぼっちの
発展をお祈り申し上げます。