今回は、奈良県大和高田市市民交流センターで行われたStartup Weekend奈良 Vol.4に
ついて紹介します。イベントの様子をまとめたのでご覧になって下さい。
Contents
1. 開催情報
1) Startup Weekend 奈良 Vol.4
☆誰でも参加できるイベントです(年齢制限なし)
①紹介
・日本最古の都、奈良から世界を変えるビジネスを実現
・誰でも起業家になれる3日間
・週末54時間で起業体験できるイベント
②ノンテーマ
・対象: すべての分野でのアイデア
×対象外: 既に実行しているアイデア、開発中のアイデア
③開催回数(奈良県)
・2018年から開催され、今回は4回目
④日時
☆3日間・54時間
・1日目: 2020年2月28日(金)18:00~21:00
・2日目: 2020年2月29日(土)9:00~21:30
・3日目: 2020年3月1日(日) 9:00~21:30
2) Startup Weekend
☆誰でも参加できるイベントです(年齢制限なし)
①紹介
・金曜夜から日曜夜まで54時間かけて開催されるスタートアップ体験イベントです。
週末だけで参加者は、アイデアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップを
リアルに経験すること
②内容
・アイデアをカタチにすることで起業をリアルに経験できます。
2. イベントの内容
1) 1日目
◇会場:4階・多目的室
①懇親会
・参加者と主催者の自己紹介
②ファシリテーション(主催者の方のビジネス講義)
・MVP: 顧客のニーズを満たす最小限のプロダクト
③1分間ピッチ(個人のアイデア発表)
☆自分のアイデアを発表
・まちの魅力を大宣伝! 奈良県の魅力を紹介する
最強Webサイト(まちステーション)を開設予定
④チームビルディング(チーム結成)
・今回は、6チームに分かれてチームを結成
(1チームは3人以上になれること)
a) ハスラー(Hustler)
・チームのマネジメントとビジネスモデルの検証を行う役割
「顧客開発」
b) ハッカー(Hacker)
・アイデアを実現するサービスの開発を行っていく役割
「機能開発」
c) デザイナー(Designer)
・デザイナーはチームのアイデアをより使いやすく、
大勢に受け入れてもらえるデザインする役割
「デザイン開発」
2) 2日目
◇会場: 2階・交流スペース
①ファシリテーション(主催者の方のビジネス講義)
・課題と顧客設定
②プレゼンの準備(議論、市場調査、資料作成)
・議論: ホワイトボードを使用
・市場調査: 片塩商店街でインタビュー
・資料作成: PowerPointで作成、Webサイト制作
③コーチング(専門家からのアドバイス)
a) 課題に対して
・緊急度が高い・頻度が高いかを考えること
(高いほど、必要とされているサービス・商品である)
・お金を払って解決できるかを考えること
b) 市場調査
・ユーザーに会って話を聞くこと
(必要なサービス・商品がリサーチできる)
・お客様の気持ちを理解することが大事である
3) 3日目
◇4階・多目的室
①ファシリテーション(主催者の方のビジネス講義)
・収益と継続
②プレゼンの準備(議論、資料作成)
・ブラッシュアップ(現状の状態よりももっといい状態にすること)
・フィードバックしながら修正する
・仕上げ
③コーチング(専門家からのアドバイス)
・自分たちが面白いと思うことを考えてみる
(自分たちが楽しいと思って、お客様にアピールすると
好感が持ってもらいやすい)
・短時間で実現できるサービスや商品を考えること
・恐れずやってみることが大事(行動できることが重要)
④プレゼンテーション(チーム単位で発表)
・リーダーが発表され、自分たちは陰で支えました。
・プロジェクトの様子をグラフィックレコーディングにして、
まとめて頂きました。
⑤懇親会
・発表が終わり、参加者・主催者みんなで打ち上げを行いました。
3. 学んだこと
☆ファシリテーション(主催者の方のビジネス講義)
1) 1日目
①MVP(Minimum Viable Productの略)
「顧客のニーズを満たす最小限のプロダクト」
・完璧な製品・サービスを目指すのではなく、顧客が抱える
課題を解決できる最低限の状態で提供
・失敗を恐れずアイデアを出していくこと
(小さな単位で考えると出しやすくなる)
・お客様にとって、必要なサービスや商品を考えること
2) 2日目
①課題設定
・課題は見つかりましたか?
・本当にそれは課題ですか?
②顧客設定
・顧客は見つかりましたか?
・本当にお金を払ってくれるお客さんがいるのか?
③MVP(最低限実現可能な製品・サービス)
・MVPはできていますか?
↓効果
・時間をかけずにサービス・商品を生み出せる
・早い段階でフィードバックをもらえること
・失敗したときのリスクは抑えられる
④検証
・お客様はいますか?
(お客様にとって必要なサービス・商品を検証する)
・ビジネスになっていますか?
(お金もうけになっていることを考える)
・お客様が好む商品やサービスについて考えること
(市場調査を行って分析する)
・人に頼りきらずに、自分自身が積極的に行動すること
(自分にできることを見つけて貢献していくこと)
3) 3日目
①収益
・なくなると困るとお客様に思わせるサービスや商品を考える
・収益が出せて、継続できるサービスや商品を考える
・類似サービス・商品を参考にしてみても良い
・費用と収益を意識できたこと(お金のことを意識すること)
・時代の流れ、社会情勢に合わせたサービスや商品を考えられること
4. 会場
1) 大和高田市市民交流センター(コスモスプラザ)
☆紹介
・公共施設(奈良県大和高田市)
・愛称: コスモスプラザ
(A) アクセス
〒635-0085
奈良県大和高田市片塩町12-5
◇最寄り駅
・近鉄 南大阪線 高田市駅 改札口 (徒歩: 約3分)
「片塩商店街の最寄り駅」
●Webブログ: 【施設】 大和高田市市民交流センター
5. 主催者
1) Startup Weekend 奈良
①紹介
・Startup Weekendの奈良県支部
6. 後援者
1) Startup Weekend Japan
①紹介
・Startup Weekendの日本支部
7. まとめ
Startup Weekend 奈良 Vol.4に参加して、チームで3日間ビジネスプランを
作成して大変な思いはしたが、やりきったので自信になりました。
チームのみんなと一緒にできて心強かったし、信頼できて良かったです。
また、他のチームの発表を聞いて勉強になりました。さらに専門家の方から
コーチングを受けたので良い経験になりました。今後の活動としては、
自分が1分間ピッチで発表した最強Webサイト(まちステーション)を制作
して、まちの魅力を宣伝していく予定です。今後のイベントの発展と会場である
大和高田市市民交流センターの発展をお祈り申し上げます。